ある時エアクリーナーはどうなってるのかなと、整備手帳を見てみたところ、やはり交換した記録は見当たらない。
前のオーナーはメンテにあまり関心がなかったご様子だったので当然かもしれない。
どうせなら効率のよさそうな社外品にしてみよう、と調べてみることに。
エアクリーナー選び
国産車だったらHKSなどのメジャーどころがすぐにヒットするのにBMW用は限られたメーカーからしか発売されていないらしい。
そこで目についたのがK&Nの純正交換タイプ!というか社外品ではこれしか選択肢がありませんでした。
K&Nと言えば昔から湿式のエアクリーナーで有名で過去車のCR-Xに装着していたことがあった。
CR-XはZCもB16Aもよく回るエンジンでとても楽しい車でした。
メカドックの影響で免許を取ったらCR-XかセリカXXに乗ろうと決めていて、当時中古で手の届きそうだったCR-Xを勢いだけで買ってしまいましたが、まさかこんなにすごい車だったとは。
今思えばどこかに取っておいて時々乗り回すことができればよかったなとか考えてしまう。
話は逸れてしまいましたが、K&Nエアクリーナーはちょっとお高めですけど、乾式と違って洗浄できるため、繰り返し再利用すれば元が取れるかもしれません。
当時はせっかく専用クリーナーとオイルを買ったのに結局1回くらいしか洗浄しなかったような記憶がある。
と言うのもエアクリーナーを外して洗うのは結構な手間がかかるだけでなく、その間は車が動かせないのに乾くまでの待ち時間が発生するし、オイルを塗布する量が分かりにくくて、なんか作業的に納得がいかなかったというのがありました。
その後もK&Nのクリーナーとオイルはずっと持っていて、今も実家の引き出しに眠っているかもしれない。
以降に乗った車では再利用できなくても扱いやすい乾式を選ぶようになってしまう。
今回はあの時の自分は未熟だったと思うことにして再び湿式エアクリーナーを使ってみることに。
エアクリーナーの交換方法
エンジンルーム前面にあるボックスのゴムボタン2箇所(手前、右端)を押し込んでフック4箇所(左側)を外すとエアクリーナーボックスを浮かせることができます。
純正品と比べてみるとかなり薄くて不安になりますが、これだけ違えば大幅な効率アップが期待できるはず。
K&Nエアクリーナーはオイルが塗ってあるのでボックスに接触して付着しないように注意。
向きに注意してK&Nエアクリーナーをセットして元に戻せば完了。
WRXのエアクリーナーを交換した時は狭くてかなり苦戦しましたが、F30はスペース的に余裕があって作業性はよかったです。
とは言ってもボックスを戻す時はきちんとハメるのにちょっと手間取る場面もありました。
エアクリーナー交換の効果
エアクリーナー交換後は吸気音が多少聞こえるようになったかなという程度で、あくまでも純正交換タイプなんで劇的にパワーアップしたとかはありませんでした。
Amazonのレビューには低速トルクが細くなったというのも見かけましたが、そういったデメリットもなかったです。
この時は体感的な変化はあまり感じられなかったものの、5年使った純正エアクリーナーは結構汚れていたので、交換しといて損はなかったと思う。
後にリコールでEGRを交換した際にパワーを感じられるようになったのは、もしかしたらこの時のエアクリーナー交換が少し影響していたのかもしれない。
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