中古BMWが納車された帰り道、慣れないカーナビに目的地をセットして帰路に着いたところ、右折なんかできないところ右に曲がれと言ってきたりしてどうも道案内がおかしい。
前車WRX純正パナナビも賢くはなかったけど、輸入車純正のナビなんて国産家電メーカーのナビと比べちゃいけないほどおバカだったの?という不安がよぎります。
事前に調べた情報によると最近のBMW純正のナビはそこまでおバカだという話は見かけなかったはず。
もしやと思ってカーナビの地図バージョンを見てみると、2014年…ってことは前のオーナーさんは1回も地図を更新してなかったのね。
BMWの地図データ更新方法
調べてみるとBMWのマップデータを更新する方法は以下の3種類あることが分かりました。
ディーラー
登録から3年間はデータ自体は無料で工賃だけで更新できるそうですが、それを過ぎてしまうと結構な金額がかかってしまいます。
BMW NAVIGATION UPDATE 2020
・2年間アップデート・プログラム:¥32,780(¥29,800)
・シングル・アップデート・プログラム:¥25,300(¥23,000)
※別途工賃が必要
海外からデータを購入
eBayなどの海外サイトからマップデータとFSCコード(インストールに必要)を購入して自分でインストールするという方法もあります。
これだと購入先にもよりますが、だいたい3000円前後で更新できるらしいです。
海外サイトから購入することに抵抗がなければ、それほどハードルは高くなさそう。
BMW ConnectedDriveから購入
BMW ConnectedDriveの「USBマップ・アップデート」を購入して自分でアップデートする方法です。
・USBマップ・アップデート:12ヶ月間¥7,700
購入するタイミングによっては2年分使えるので1年分3850円ということになります。
2年目は新しい地図が出たら期限切れになる前に速攻でダウンロードしましょう。
3種類の中から選んだ方法
ディーラーは高過ぎるし、認定中古車でもないのにお願いするのは何となく気が引けるので却下。
eBayは以前パーツを購入したこともあってそこまで抵抗はないけど、検索してみるとどこから買っていいか分からない。
ということでいろいろ検討した結果、BMW ConnectedDriveから購入することに決定。
eBayとそんなに金額が変わらないのにBMWが正規に提供している方法という安心感もあります。
BMW ConnectedDriveのサイトにログインして「USBマップ・アップデート」を選択します。
クレジットカードなどを登録して支払いを済ませ、WindowsかMacに「Update Manager」をインストールして更新ファイルをダウンロードします。
時間はかかるけど、作業自体は難しくありませんでした。
少し焦ったのは容量は64GBで足りるという情報を見かけたのでアマゾンで64GBのUSBメモリーを購入しておいたら「USBマップ・アップデート」のページには「128GBのUSBメモリを用意してください」と書いてあったこと。
やってみたら64GBでも無事収まったものの、精神衛生上よくないので、これからUSBメモリーを買う人は念のため128GBをおすすめします。
USBメモリーが完成したら、車に持って行ってコンソールボックスを開けたところにあるUSB端子にセットしてください。
地図更新にはダウンロード時にメールに届いたアクティベーションコードが必要となります。
エンジンをかけずにACC電源のままだと10分で勝手に切れてしまうので更新が終わるまで1時間くらいどこかにドライブするのがよさそう。
途中で止めても続行されるらしいけど、ここは一気にやっておいた方が安心です。
国産メーカーのカーナビでも地図の無料更新期間を過ぎると1万円以上費用がかかったりするのでBMWはもしかした良心的なのかもしれません。
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