車一括査定を実際に利用して分かったこと!できるだけ高く買い取ってもらうための業者選び

車査定 カーライフ

自動車を少しでも高く買い取ってもらいたい時に活用したいのが車一括査定サイト。

でも、いろんな業者から連絡が来て大変だったという話も聞くのでちょっと不安な気もする。

最近は査定する業者を選択できるようになっているので少なめにしておけば対応に追われることもなくなるけど、どうせならなるべく多くの業者と比較して高く売りたい。

今回は国産車から安い中古輸入車に乗り換えてその差額で少しでも住宅ローンを返済するという目標もあって車一括査定サイトを利用してみることにしました。

車一括査定サイトの種類

一口に車一括査定サイトと言っても何社かあってどれを選んでいいのか分かりません。

カーセンサー
グーネット
carview!
楽天Car
価格.com
ナビクル
ズバット←ズバブーンと同じところが運営してるっぽい
ズバブーン←ズバットと同じところが運営してるっぽい
一括査定.com
車査定・買取の窓口

ここで悩んでいるとなかなか先に進まないのでサクッと決めちゃいましょう。

どこを選んでも大差なさそうなんで楽天ポイントが貰えるという理由で「楽天Car」に決定!

買取業者について

「楽天Car」は査定する業者を選択できたので下記にチェックを付けて送信。

ガリバー、ラビット、田中自動車、ビッグモーター、TSC、カーセブン
※この他にスバラボとアップルにそれぞれのサイトから直接申し込み

すると送信した瞬間に電話がかかってきて焦る。

なんなら送信ボタンを押す一瞬前に着信があったんじゃないかと錯覚するようなタイミング。

送信ボタンを押す時はすぐに電話に出れるよう心の準備をしてからにしましょう。

もちろん、業者によってはしばらく経ってからだったり、後日かかってくる場合もあります。

なんだかんだで全業者と連絡を取ってバッティングしないよう査定の日程を組んでいくのは結構大変。

これが面倒だと感じる人は一斉に買取業者を呼んで査定してもらい、名刺の裏に金額を書いて一番高かったところにお願いするという方法もあります。

この方法は日程で苦労しなさそうだけど、ラビットなど一部業者は同時査定お断りだし、談合されてしまう可能性もあるので慎重におこなってください。

多人数を仕切るのが苦手だったり、一斉に呼ぶのはどうも気が引けるという人は多少面倒でもそれぞれ来てもらった方がいいです。

ガリバー

買取業者の中で最も知名度が高いのがガリバーです。

前回は一括査定ってなんかこわいと思ってガリバーに直接行って買い取ってもらいました。

なので今回も大本命かと思ったら、意外と相場通りの査定でがっかり。

しかも査定に来た営業は本部からの連絡待ちの時間が長く、もうほとんど決まっている次の車を頼みもしないのに探しはじめてしまう。

ガリバーはリベラーラという中古車販売店を持っていて自社の在庫からこちらの希望する輸入車を探してくれようとしたんですが、カーセンサーなんかと比べたら在庫が圧倒的に少ないんで違う車種を提案せざる得ない状況になります。

少し前のBMWでF20かF30と伝えたのに手頃な在庫がなかったらしく、勝手にBMWのE46、E90辺りを調べはじめたと思ったら、前はMTに乗ってたという雑談からヒントを得たようで輸入車でもないフェアレディZをすすめてきたりしてもう訳が分からん。

こちらとしては次の車選びには膨大な資料を見ながら日夜考え続けているんで今さら他人が口を挟む余地なんてありません。

しかも事前に調べていたリベラーラの在庫を聞いてみたら店舗限定車とかであまり食いついてくれなくて軽く流されてしまう。

これには扱いに困ってしまった。

しかし、査定に来た人の提示した金額だけで終わらないのがガリバーのすごいところ!

ガリバーは「ガリバーフリマ」というのがあってここに掲載することで個人ユーザーに直接販売できる仕組みがあるそうです。

掲載に必要な情報や写真は査定の際に勝手に用意されていて、後はこちらの希望金額と紹介文などを追加して出品するだけ。

手数料は100万以上だと販売時に7%とられるそうなんでその分を希望金額に上乗せする必要があります。

先ほどから居座ってる営業も自分の車が出品されているのを自慢気に見せてきますが、的外れな在庫車を検索する時間があったら先にこっちを説明しろと思う。

まだ他社の査定が残っていたんでここはかなり欲張った金額を設定して出品しておくことに。

やっと営業が帰ってくれて1社目終了。

と思ったら、まだガリバーにはさらなる秘策が…

ガリバーフリマに出してしばらくしてから中古車屋さんに直接紹介したいとの連絡があって希望額を伝えたところ、今までの査定を上回る金額であっさりOKが出る。

結局、諸事情で別の業者決めてしまいましたが、2手目、3手目を隠し持っているガリバーはさすが知名度ナンバーワンといったところです。

スバラボ

一括査定に申し込んだのはスバル車専門のスバラボのはずだったんですけど、なんと電話がかかってきたのはネクステージ!

少し前にネクステージの輸入車専門店UNIVERSEにBMWを見に行った際に査定してもらって、買い替えるならという条件で高額査定を出してもらっていたのに結局断ってしまったという経緯があり、なんか気まずかったのであえてネクステージは避けていたのです。

ネクステージはスバラボ以外にもSUV LANDというSUV専門店も展開しているらしく、いくつも別名を持っていてなんか信用できない。

そのネクステージの営業は若くてイケイケのグイグイだった。

UNIVERSEで中古車を見た時の担当者に確認されて経緯がバレたのも嫌だったし、他の業者を断ってこの場で決めてくれれば希望額を出しますとかお決まりの交渉をしてきたのも嫌だった。

公平にしたいから一通り最後まで査定すると断っても激しく粘る!

仕方ないので諦めさせようとかなり高めの金額を伝えたところ、結局本部にNGを出され、逆に「そんな金額出るわけないでしょ」的な説教をはじめる始末。

再度少し下げた金額で本部に交渉した結果、もう一度NGを出されて帰って行った。

聞くところによると、ネクステージは買取額と販売額の差額が直接営業の給料に反映されるとのことでした。

下手すると赤字になることもあるので必死みたいです。

営業に与えるプレッシャーを大きくしてやや強引とも言える手法をとらせることもネクステージが売り上げを伸ばしている理由のひとつかもしれません。

田中自動車

大手より意外に地元の小規模な会社の方が高く買い取ってくれるという話を聞いていたのであえて名前を聞いたことがない業者も選んでみました。

査定に来たのは女性であまりグイグイな感じがしなかったのも好印象。

全部の査定が出揃う日に社長さんらしき人から電話があって最高額を提示していただけたのですが、タイミングが合わずに今回は他社にお願いすることに。

ビッグモーター

かなりグイグイという噂のビッグモーターです。

ここだけは営業所に来てくれと言われた。

まあ、あまり家の前にいろんな業者さんが来て立ち話をしてると近所で目立ってしまうのでたまには出掛けて行った方がよさそう。

きっと査定の資格を持っている人が限られているとか独自のシステムが社内でしか使えないとか都合があるんでしょうね。

事務所に入るとガラの悪い人が一番奥に陣取っていて営業とでかい声で笑いながら談笑しているという昭和のような光景にひるんでしまう。

今の時代いきなり胸ぐらを掴まれたりするような展開にはならないと思ったので平静を装って案内された席に着く。

担当者は事前に聞いていたよりはグイグイではなかったけど、査定額が普通だったので保留にして帰ろうとすると「直接提携している中古車屋に情報を流して金額アップさせる方法もある」という提案してきて「その代わりこの場で決めてもらわないと情報を流すことはできない」と迫られる。

今回は全業者に一通り査定してもらうと決めていたのでもちろん断わりました。

駄菓子食べ放題だったので子どもを連れて行くと喜びそうです。

TSC

ここは申し込んだ記憶がなかったんですけど、連絡があったので多分見落としていたか忘れていただけっぽい。

TSCと言っても筑波サーキットとは関係ないそうです。

田中自動車と同じく女性でしかも若くて感じがよかったのでちょっとくらいの金額差だったらついこちらにお願いしてしまいそうになる。

業者にもよりますが、営業にはノルマがあって金額に関係なく今月は30台買い取ってね、みたいになっているそうです。

それを達成するために多少予算が与えられていて、ここぞという時には上乗せすることもあるとおっしゃっておりました。

次に来てもらったカーセブンとは1時間しか空いてなかったので少しバッティングしてしまったけど、お互い慣れているようであまり気にしてる様子はなかったです。

ラビット、カーセブン、アップル

この3社は大手だけあってそこまでグイグイということもなくきちんとしていたと思う。

査定額は相場通りで特別頑張ってくれたということもなかったものの、社会人としてきちんとしていて後から他社さんの最高額を伝えた時の反応も含めて好印象。

楽天Car

車一括査定サイトを運営しているだけかと思っていたら、自社でもオークションをやっていて全業者の査定が終わったら最後にお伺いするのでその場で決めてしまうのだけは絶対に避けてほしいと言われた。

これが意外に大変だということに気付いたのはスバラボが来た辺りからでした。

「残りの査定を断ってくれれば希望額を出す」という感じで粘るというパターンが何社かあって根負けしそうになる。

そんな時は「不公平になるので全社終わってから決めたい」と言うしかありませんでしたが、途中から面倒臭くなって「楽天Carに言われたから」と正直に話しちゃいました。

実際、一括査定サイトに申し込んでも途中で決めてしまう人が多く、査定のキャンセルも多いそうです。

道のりは長かったけど、やっとの思いで楽天Carオークションの査定する人が来る日を向かえる。

楽天Carオークションは自分で希望額を設定することができるので担当者と相談したところ、今までの最高査定額+手数料くらいにしといた方が落札される可能性が高まるとの弱気発言。

こちらとしてはここまで引っぱるのはすごく大変だったし、最高査定額で売るんなら途中で決めてしまった方が圧倒的に楽だったので、+αがないと意味がありません。

とは言っても落札されなかったら恥ずかしいと思い、最高査定額+手数料にちょっとだけ上乗せして出してみる。

オークションの様子はリアルタイムで見ることができて面白い反面、自分の車が画面に出て来た時はもうドキドキが止まらない。

仕事を抜け出してスマートフォンでオークションの様子を見てると、どんどんと金額が上がりあっという間に希望額に達成!

ほんの一瞬の出来事だったけど、その後も興奮が抑えられず仕事どころではなくなってしまう。

楽天Carオークションは落札されるとキャンセル出来ないので、この瞬間に引き取り先が決定したことになりますが、この後ガリバーフリマと田中自動車から楽天Carオークションと同額か下手すればそれ以上で買い取れるとの連絡をいただく。

楽天Carオークションは落札額から手数料を引かれるのでこの二社の方が高かったじゃん!

もっと早く言ってくれればよかったのに…。

ということでいろいろありましたが、楽天Carオークションに引き取ってもらうことになりました。

・車一括査定サイトはできるだけ多くの業者を選択できるところを選びたい
・同時査定はお断りの業者があったり、談合される可能性もあるが、一回で済ませられるメリットは大きい
・一括査定を申し込んだからといって必ずしも全業者に見てもらう必要はなく、途中で決めて残りをキャンセルしても構わない
・買取店の査定はだいたい相場通りとなるので、独自のオークションなど中古車屋さんに直接販売できる仕組みを利用した方が金額が高くなる

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